「子どもの成長に本の読み聞かせがいいと聞いたので、子どもに絵本を読んであげたい!ただ、子どもは、まだ生後6ヵ月。6ヵ月からでも、興味を持ってくれる絵本はありますか?」
このような、疑問を解決します!
筆者は、生後7ヵ月(執筆当時)の男の子を育てているママ。育休中は、毎日、図書館に通い、図書館のスタッフさんから顔を覚えられるほどの本好きです。息子が生後6ヵ月になるまで、約20冊の絵本を息子に読んであげました。
生後6ヵ月でも楽しめる絵本シリーズ
SASSYシリーズ
- 「にこにこ」
- 「がぉー!」
- 「ちゃぷちゃぷ」
- 「もぐもぐ」
- 「ぱくぱく」
- 「ぶるるん」
SASSYシリーズは、蛍光カラーに近いような、とてもカラフルな絵本。
たくさんの種類があるので、きっと、1冊くらいは、興味をもってくれる絵本が見つかるのではないでしょうか。
月齢や成長に合わせて、選んで読んであげるのも良いですね。
では、紹介していきます!
「にこにこ」
最初の一冊はコレがいちばんのおすすめ!
ウチの息子は、生後2ヵ月ごろから反応してくれました。
「がぉー!」
動物の顔と鳴き声の絵本です。こちらも、生後3ヵ月ごろから興味を示してくれました。
「ちゃぷちゃぷ」
こちらの絵本も名前から分かるとおり、魚などの水に関係する絵本です。
「もぐもぐ」「ぱくぱく」
タイトルから想像できるとおり、この2冊は、食べ物がテーマです。
離乳食が始まるのが、生後5ヵ月ごろからなので、生後4ヵ月ごろから読んであげていました。
この絵本の影響かどうかは、わかりませんが、生後3ヵ月後半から大人が食べものを食べる様子に興味をもっているようでした。
「ぶるるん」
乗り物の絵本です。男の子だからか、興味をもってくれていました。首がすわり、おでかけが増える3ヵ月ごろに読んであげていました。
いっしょにあそぼシリーズ
- しましまぐるぐる
- あかあかくろくろ
- ぶんぶんきいろ
- ぐるぐるうごく しましまぐるぐる
「しましまぐるぐる」
ぐるぐるのうずまき模様と、しましま模様の絵本。
車で出かけるときに、信号で止まって泣いてしまったときに見せたら、泣き止むくらい、うちの子は気に入っているようでした。
「あかあかくろくろ」
あか、くろ、しろの3色が使われている絵本で、表紙のネコの絵がかわいいところが気に入っています。
「ぶんぶんきいろ」
きいろ、くろ、しろで描かれている絵本。わたしは、最後2ページに描かれたハチのしかけえほんになっている部分が好きでした。
「ぐるぐるうごく しましまぐるぐる」
こちらは、「しましまぐるぐる」のしかけえほん。
「しましまぐるぐる」とはちがう内容で、ページ数は少なめです。
赤ちゃんにとって、動くものは、おもしろいようです。
にわとりとたまごのページで、うちの子は声を出して笑っていました。
いっしょにあそぼ+シリーズ
- きいろちゃん あかちゃん くろちゃん
- ぴんくちゃん あおちゃん しろちゃん
「きいろちゃん あかちゃん くろちゃん」
きいろ、あか、くろの3色で描かれているえほんです。
3色のまるが、いろいろなものに変身していきます。
「それに、変身するの?!」とツッコみたくなるものもあり、大人がみても楽しいです。
「ぴんくちゃん あおちゃん しろちゃん」
ピンク、あお、しろの3色で描かれているえほんです。
「きいろちゃん あかちゃん くろちゃん」と同じように、3色のまるが、いろいろなものに変身していきます。
生後6ヵ月までで心がけていた絵本を選ぶポイント
ボードブック(分厚い紙の本)
ボードブックといわれる、すべてのページが分厚く、表面がビニール加工してあるような紙で作られた本を選んでいます。
理由は、丈夫だから。
分厚いので、少しくらい強く引っ張っても破れません。なんでも口に入れようとする赤ちゃんが、少しくらいなめても本がふにゃふにゃになってしまうこともなく、ページをちぎって破片を食べてしまう心配もありません。
「顔」がある、「コントラスト」が強い絵本
人や動物の顔が描かれていたり、はっきりした色の絵本は、息子の反応が良かったので、自然に「顔」が描かれていたり、カラフルな色を使って描かれた「コントラスト」の強い絵本を意識して本を選ぶようになっていきました。
実際、紹介した絵本にも、以下のように書かれていました。
おうちのかたへ
生後6ヵ月ぐらいのまでの赤ちゃんでも、
黒白を中心にしたコントラストの強い配色や、
目や口がある「顔」の絵に注目することが知られています。
白や黄色と黒とのコントラストが、
まだ視力の弱い赤ちゃんにも「見える」ので、
赤ちゃんが本を見て喜ぶ姿が見られるでしょう。
赤ちゃんの目から20センチくらいの位置で
みせてあげてください。
「ぶんぶんきいろ」裏表紙より
絵本選びに迷ったら、「顔」と「コントラスト」を意識すると良いでしょう。
自分が読んで楽しく、子どもが興味を示す
絵本を選ぶときに、一番大切なことは、これに尽きると思っています。絵本は、親子で楽しむためのツールの一つです。個人的には、自分が楽しめなかったり、子どもが全く興味をもってくれないのであれば、読み聞かせなんて、やらなくてもいいと思っています。
読み聞かせの仕方
生後6ヵ月まで、どのように読み聞かせしていたか、を紹介します。
生後2〜3ヵ月ごろ
ねんねの時期の生後2〜3ヵ月ごろは、横にいっしょに寝転がって読んであげたり、子どもをバウンサーにのせて読んであげていました。
生後4〜6ヵ月ごろ
首がすわり、寝返りをするようになる生後4〜6ヵ月ごろは、いっしょにうつ伏せに寝転がった状態で読んであげたり、私が座ってひざの上にのせて、読んであげていました。
まとめ
絵本で親子の楽しい時間を
ここで紹介した絵本は、世の中の数多くの絵本のほんの一部です。
それぞれの親子に合った絵本を見つけるために、この記事を役に立てて頂ければ嬉しいです。